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VANの「TAKE IVY」
 のキャンペーンはすばらしかった

 

VANヂャケットの昭和40年(1965年)「TAKE IVY」のキャンペーンはその規模といい、その内容といい、日本のアイビー史上、エポックメーキングな出来事ではなかったろうか。

このキャンペーンの柱は、一つは自社制作の映画、もう一つは本だったのである。
VANはなんと、自社の商品キャンペーンのために、オールアメリカロケの1時間ほどの映画を作った。
試写が草月会館で行われたが、そのすばらしかったこと、内容はほとんど忘れてしまったが、画面が非常にきれいで、また、アメリカのキャンパスがあれほどの魅力を持った語られたことは少なかったろう。

一方、本は林田昭慶さんの写真で、アイビーユニバーシティーのキャンパスと、ニューヨークのシーンが紹介されていた。そしてこれには、石津謙介氏、くろすとしゆき氏、長谷川元氏、と当時のVAN3人組みの解説がのっていた。
この本は、婦人画報社から、この頃としてはかなり高い500円の定価が付いて売られたが、2万部刷ってたちまち売り切れたそうである。


とにかく、この「TAKE IVY」は日本中のヤングマンの服装をアイビー一色に代えてしまうほどのパンチがあったことは事実である。   

                                           (続く)



 

 


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